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【ブラインドサッカー】日本代表、王者ブラジル代表に攻めのサッカーで挑む

日本5番黒田智成選手

日本5番黒田智成選手

ブラインドサッカーの国際親善試合・さいたま市ノーマライゼーションカップが3月20日、
フットメッセ大宮で開催され、日本代表チームは世界ランク1位のブラジル代表と対戦した。日本は前半、5番黒田智成選手、7番川村怜選手、4番田中章仁選手、15番佐々木ロベルト泉選手が入り、8番日向腎選手を活用して王者ブラジルに挑んだ。

前半7分、ブラジルの6番マルコス・アウヴェス選手がゴール。先制点をあげた。日本も積極的に攻め、前半16 分に5番・黒田智成選手が、7番・川村怜選手からのボールを受けて、狙いどおりのゴールを決めた。
しかし、前半の残りわずか、ブラジルの8番ハイムンド・メンデス選手がドリブルで抜けて追加点を取得。前半は1対2で折り返した。
後半は、ブラジルの攻撃の勢いが増し、日本が押し込まれる展開。
ブラジルの8番、6番の選手がそれぞれ得点を重ね、試合は1対4でブラジルが勝利した。MVPは、ブラジル代表のハイムンド・メンデス選手、MIP は日本の黒田智成選手だった。

得点を決めた黒田選手は、「川村怜選手から良いパスがきて、壁に当たったと思うんですが、ディフェンダーに対してうまく体を入れ替えることができ、狙って蹴りました。入って良かったです。ブラジルは、一つひとつのクオリティが高いと感じました。寄せの速さ、チャンスに確実にゴールを決める精度の高さがあります。ただ、今回、僕たちはいかに攻めるかということをテーマにしていました。結果は悔しいですけど、ただ、自分たちがやろうとしていることに手ごたえを感じることもできました。ブラジルを相手に攻めるサッカーにチャレンジし、狙いとしていたプレーの一部を出すことができました。課題も見つかりましたので、次へ向けて一つ一つ努力していきたいです」とコメントした。

ブラジルの選手は、フィジカルの強さ、シュートの精度の高さが光る

ブラジルの選手は、フィジカルの強さ、シュートの精度の高さが光る

高田敏志監督は、「試合前には、今日は『打ち合いをしよう』と声をかけていきました。2点獲られても、3点獲ればいいと。攻撃中心のプランを立てました。前半は、ブラジルが攻撃を重視して守備にルーズなところがみえましたので、黒田のポジションを修正して、黒田が相手のマークを外して1点取れました。偶然ではなく、狙っていって、相手を崩して、決めることができたことが良かったです。後半も、攻撃の狙いは良かったと思います。フィニッシュが決まっていればもっと良かったですけど。
ボールを持っている選手と、最初に当たっていくディフェンダーとの関係を改善していくことが、ブラジルと対等に戦える鍵になると思います。フィジカルの強さ、怖がらずに相手に当たっていくメンタルの強さ、1対1でボールを奪える力をつければ可能性が広がっていくと考えています」と話した。

キャプテンの川村怜選手。MVPを獲得したブラジルのハイムンド・メンデス選手は、印象に残った日本の選手として5番の黒田選手、7番の川村選手を挙げた。

キャプテンの川村怜選手。MVPを獲得したブラジルのハイムンド・メンデス選手は、印象に残った日本の選手として5番の黒田選手、7番の川村選手を挙げた。

キャプテンの川村怜選手は、「非常に厳しい戦いになってしまいましたけど、過去のブラジルとの対戦と比べると、これまで以上に戦うことができたと思います。攻撃の部分では、2人目の選手、3人目の選手がボールに関わっていき、相手の陣地に侵入していくことが何度かできました。取り組んでいることが間違いではないと思っています。失点をしてしまっているので、非常に悔しいけど得るものは得たと思います。失点は、あと1歩、2歩相手に寄せることができていたら防げていたと思いますので、ボールへの反応を良くしたり、1対1で戦える選手を増やしていかないといけないと思います。攻撃では、セットプレーでやろうとしたことはやれたと思いますが、ゴールにつながらなかったので、もっと精度を上げていこうと思います」と話した。

(取材・撮影:河原レイカ)

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